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2008-11-10-Mon- 航空幕僚長後任人事について

 11月7日付の人事で空席だった航空幕僚長に前情報本部本部長の外薗健一朗空将が就任した。Nはこれを見て「やりおったな」と思った。というのも、情報本部本部長からの空幕長就任というのは初めてであり、通例では航空総隊司令官や航空幕僚副長などが就任していた。田母神氏もそうである。外薗氏の隊歴を見ればわかるが防衛駐在官を経験しており、防衛駐在官を経験すると大抵が情報畑を歩むことになる。そこから情報本部本部長へと昇進して行ったが、幕僚長への昇進は通例では考えられなかった。そして、もう一つ、今度は重大な問題がこの人事には含まれている。実は、外薗空幕長は防大18期であるのに対し、なんと航空総隊司令官の永田久雄空将は防大17期なのである。つまり、年齢(期)や階級そして昇任順序などが管理統制の源となっている自衛隊において、入隊期があとの人間に一つしかない格上のポストを与えるというのは配慮に欠ける人事であるということだ。17期は永田空将しか残っておらず、さらに、彼が空幕長に不適格だったということなどもありえない。なぜなら、空将になれる人物でさえ少ない、つまり優秀な人物しか航空総隊司令官になれないことは明白で、その人物が空幕長になる素養がないということはありえないということである。

 また、情報本部本部長というポストは前例があるように、退官後に2001年に内閣情報調査室の内部組織として新設された、内閣衛星情報センター所長に抜擢される可能性が高くなっている。つまり、今回のように先輩を差し置いて空幕長にならずとも、すでに行くあては決まっているようなものであったのである。もしかすると、その代わりに永田久雄航空総隊司令官がその職につく可能性もある。

 ひとつ余談だが、7日の人事ではそのほかにも異動があった。その中に河野克俊氏の名前もあった。彼は、あたご衝突の際に海上幕僚監部防衛部長をしていて会見にでてきた人物である。その後掃海隊群司令(海将補)に就いていたが、今回見事海将に昇進され、護衛艦隊司令官の職に就くこととなった。

 明日11日には田母神氏の参考人招致が行われる。どのような発言をするのか。歴史認識に深く入り込まずに、自衛隊の問題点や現場の視点での新たな提言などを言葉の端々に入れてほしい。もはやとらわれるものは何もない。自由に発言してほしい。そして、政治家の愚問は出てしまうのか?マスコミはしっかり報道できるのだろうか?楽しみである。




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