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2008-10-16-Thu- 独自の外交方針示せ テロ指定解除で日本の安全保障は

 日本時間10月12日午前零時に米国は北朝鮮に対してテロ支援国家指定解除を発表した。このことが日本に対して、つまり麻生総理大臣に伝えられたのはこの発表のわずか30分前であった。日本は拉致問題を訴え、米国の経済制裁なしでは効果がないと言い続けて来たが最初から米国にとってはどうでもよいことだったに違いない。これによって拉致被害者家族の方々がどれほど落胆されたであろうか。Nは微力ながらも、拉致問題を忘れてしまっている国民に対して関心を持ち続けるように主張していきたいと考えている。自分と同じ日本国民が拉致誘拐されているにもかかわらずそれに対して何も考えないのでは民主主義国家として成り立たない。国民はそれだけの義務を負っている。

 テロ指定解除により、北朝鮮は事実上、核保有国として米国に認められた形となった。金正日総書記の健康不安から朝鮮半島有事が懸念されているが、すぐにそのような事態が起こるとは考えられない。北朝鮮は中国によって支えられており、北京五輪の成功に続き上海万博などを控えている中国としては何事もなく過ぎ去ってほしいというのが本音だろうか。しかし、有事が起こらないにせよ北朝鮮軍の活動が活発化することはあるだろう。北朝鮮がテロ指定国家から解除されたゆえに重油などの経済支援が再び開始され、軍も活動が可能になる。ミサイル発射実験や再び核実験も行われるかもしれない。不審船がまた現れるかもしれない。それに加えて、世界的に経済の不安が広がっている。

 日本はこの状況下で十分な安全保障体制をしいているのであろうか。麻生総理大臣は、いまだ私邸におり、総選挙後に首相官邸に移るといっている。24時間活動可能である首相官邸をこの危機の中で使用せずに私邸にいるというのは危機管理上問題はないのだろうか。また、総選挙や米国大統領選に関心を奪われるあまり、本当に考えなければならない問題、例えば拉致問題などを忘れてしまってはいないだろうか。自衛隊はどうか。高級幹部自衛官の自衛隊法違反疑惑が一部で報じられたり、不審船に対処する特別警備隊の問題が浮かび上がってきている。そうでなくても海上自衛隊は今、非常に大きな危機を抱えている。

 このような状態で日本が"いつも"備えてきた"いざ"というときに対応できるのか。いざというときはある日突然やってくる。人が死ぬ可能性もある。日本は米国軍事管理下におかれているから永久的に安全なのだろうか。そんなことはないはずである。米国は今苦しんでいる。全世界に展開した合衆国軍をこれからも運営していくことができるのだろうか。米国の軍事費は約50兆円である。これに対テロ戦費を加算すると莫大なものになる。試算では最大300兆円規模になるとみられている。日本人にとってはなんのことだかわからない金額であろう。ただ、米国がこれを維持する方法がないことはない。それは戦争である。経済があぶなくなったときには戦争が行われる。第二次世界大戦がそうであったように。日本は米国が戦争を始めれば確実に加担を強いられるであろう。何もしないわけにはいかない。むしろ、日本が主戦場になる可能性もある。今の状況では、ないともいいきれない。また人が死ぬかもしれない。

 強い日本をうたうならば、それなりの行動を見せる必要がある。北朝鮮が拉致を行ったことは明らかであり、日本が米国のテロ指定国家にかわって独自に「拉致遂行国家」として指定することはできないであろうか。効果が薄いにせよ日本が独自に行動を見せるという意味でなにかを行うことは悪いことではないと思う。もちろんこの行動には付随的な要素が必要とされる。安全保障体制の強化が重要ということである。次の総選挙ではこれからの重要な時期を乗り切るための安全保障政策というのも焦点として争っていただきたいと思う。

 米国は次々と日本に要求を突きつけている。それをはねのけることができるようになるには難しい。国民がそれをかえるしかほかに方法はない。それには選挙で日本の独立を真に望む人間が立候補し、それを支援することができるようになることが必要である。全ては国民次第であるということをあらためて強調したい。今の生活不安を解消することは重要であるが、我々はその先にあることまで考えることができるようにならなければいけないだろう。





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