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2009-12-30-Wed- 予算計上で注目される22DDHとは ひゅうが型を上回る19500トンの大型護衛艦

 ひゅうが型護衛艦のひゅうがが就役して9ヶ月、2番艦いせが進水してから4ヶ月となりました。空母型護衛艦と騒がれ、大きな注目を集めましたが、まだそんなに日がたっていないにもかかわらず、それを上回る注目を集める護衛艦が現れました。この護衛艦は平成22年度の防衛省概算要求に登場し、ひゅうが型の注目を一気にかっさらっていったと言っても過言ではないかもしれません。基準排水量19500トンで平成22年度予算での建造を予定されるものであることから22DDH(ふたふたDDH)と呼ばれています。ちなみにDDHとはHelicopter Defense Destroyerヘリ搭載護衛艦のことを表しています。私も非常に大きな関心を寄せていますが、そんな中雑誌JShips vol.38を購入しました。ひゅうが型の特集が掲載されており、22DDHについても記事が書かれていたので合わせて簡単に紹介したいと思います。(もちろんすべて書きませんので興味のある方は購入しましょう笑。)

 まずはひゅうが型護衛艦とは何なのかという話からです。ひゅうが型は全通甲板を持つことから空母型といわれることが多く、そればかりが強調されていますが主たる任務はなんなのでしょうか。「空母」と一言でいっても様々なタイプがあります。ひゅうが型はヘリ空母ということができるでしょう。となればハリアーやF-35Bのような垂直離発着可能な航空機の運用が注目されます。しかし、海上自衛隊はそういった能力を必要としていないというのです。記事の中で、就役時の報道陣に対するブリーフィングが紹介されています。その中でひゅうが型が対機雷戦にも活用されることが明示されていたということです。MCH-101ヘリコプターを運用を考えている以上、想像はつきますが、本来掃海隊群が行う対機雷戦を護衛艦が直接行うことはありませんでした。ひゅうがは航空掃海任務を担うことも想定されているということなのです。

 ひゅうが型の2番艦が進水してから22DDHが注目を集めましたが、こちらは空母といえるのでしょうか。基準排水量が19500トンという大型艦で、ヘリを最大14機搭載可能であり、洋上拠点としての印象が強い多用途空母ということができるのではないでしょうか。ひゅうが型とは使用目的と能力がかなり違うと思います。用途は国際貢献活動や災害派遣などの洋上拠点としての輸送力強化ということで、能力としてはヘリを最大14機、3.5トントラック50輌を搭載可能で多艦への洋上補給も可能であるなどがあげられます。ヘリスポットは5つになり、甲板上にはひゅうが型と違いサイドエレベータが設置されており、輸送能力強化のひとつとしてサイドランプも設けてあります。航空機運用や輸送力は強化されたものの、巨大バウソナーや魚雷発射管を装備せず対潜戦能力は低下しており、DDHとしての用途変化が表れています。結局、ヘリ空母、輸送艦、補給艦などが統合された多用途空母と言える護衛艦なのです。(画像拡大可能)


22ddh gaisan


 多様な事態に対応する可能性が高い場所としてインド洋が挙げられます。アフリカでのPKOをはじめ、海賊やテロ対策活動の洋上拠点として展開することができる海上自衛隊初めての護衛艦かもしれません。また、個艦防御能力がVLSの排除によりひゅうが型より低下したため必ず護衛する随伴艦が必要になるでしょう。まさに護衛艦が護衛艦としての役割を本格的に担うことになります。そこでインド洋での活動を念頭に以下の編成を考えました。書きたかっただけです。

▼インド洋派遣艦隊
22DDH(旗艦)
イージス護衛艦×1
汎用護衛艦×2(海賊対処)
補給艦×1
P-3C×4

 ひゅうが型護衛艦と22DDHははるな型護衛艦としらね型護衛艦の代替として予定されていますが、DDH4隻体制から6隻体制へすべきだと考えます。4隻では足りないのではないかという思いがあります。国際活動が増加すれば海外派遣が増えるわけですし、新型DDHの活躍の場は増えます。そうなれば輸送艦としての役割も果たせる19500トン型護衛艦を4隻建造できれば一石二鳥ではないでしょうか。問題は当然予算ですが・・・。たわごとにすぎないでしょうか・・・・・。

 22DDHは護衛艦ということになっていますが、「護衛艦」という言葉がどのような艦を表しているのでしょうか。一般的には駆逐艦の代わりに使われているというような傾向が強くありました。しかし、それを基にしていえば22DDHは護衛艦とは呼べないでしょう。もっとも、海上自衛隊の戦闘艦のことをどんな艦でも護衛艦という、などどいう定義であれば納得はできますが・・・。国民は非常に理解しがたい言葉であると思います。自衛隊で使われている言葉には普通の軍事用語でないものがたくさんあり、一般国民がなじみにくい要因のひとつであるとおもいます。艦にはいろんな定義があるにせよ、ある程度通常使う言葉に直した方がいいと思います。意味のない言葉遊びはやめるべきではないでしょうか。

 以上、防衛省発表資料、jships、Nの意見などを合わせて22DDHに関する記事をまとめてみました。早くも完成が楽しみですが、ここはこらえてじっくり待ちましょう。




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