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2009-05-16-Sat- [海賊対処]陸自部隊が結成式 海自は説明会

 海賊対処のため、P-3Cの警護などで派遣される予定の陸上自衛隊の部隊の編成完結式が宇都宮駐屯地で5月16日に行われた。派遣部隊の主力は中央即応連隊(中即連)で指揮官は波多野武3等陸佐(39)。中央即応連隊の海外派遣は初めてで、陸上自衛隊部隊の派遣はイラク以来となる。18日に先遣隊が派遣され、28日に本隊が派遣される予定。ちなみに派遣部隊のブーツはイラクと同様のデザートブーツとなるようである。

 下野新聞サイトの記事には、陸自幹部は「中即連本来の任務からすれば異例。危険度も低い。本音を言えばハードルの低い任務だ」と述べ、中央即応連隊の隊員の中には「なぜうちの部隊が…」という思いもあると書かれている。

 また、東京新聞は陸自部隊の派遣は海上警備行動の拡大解釈だと主張する。自衛隊法82条には「防衛大臣は、海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持のため特別の必要がある場合には、内閣総理大臣の承認を得て、自衛隊の部隊に海上において必要な行動をとることを命ずることができる。」と書かれており、つまり、「海上において」ということであるから陸上自衛隊部隊の派遣は拡大解釈だと主張しているのである。

 今回の派遣海賊対処航空隊の派遣において、陸上自衛隊部隊、それも中央即応連隊から派遣するというのには前にも述べたが、そこまでしなくてもいいのではないのかと率直に思っている。海上自衛隊航空基地には各航空基地隊の隷下に警衛隊が存在し、基地警備を担っている。海上自衛隊の能力の中で一応の基地警備は可能なわけである。それゆえ、海上自衛隊が独自で空港警備、機体整備、機体運用などを行えばいい話ではないだろうか。人員不足という問題がもちろんあるのかもしれないが。しかし、こうした海外派遣で毎回陸自の精鋭を出すわけにもいかないだろうし、中央即応連隊が基地警備にあたるというのは任務内容に部隊能力が適してはいないし(十分すぎるほどであるが)、それに700人ほどしかいない中即連の中の50人を派遣してしまったら国内のテロや災害時や今問題となっている新型インフルエンザへの緊急対応で派遣された場合、大丈夫なのかと思うところはいくつかある。ただ、今回4ヶ月だけ任務をしてもらって、海上自衛隊に引き継いでもらうということももしかしたらありえるかもしれないだろうから期待したい・・・。

 これから海外任務が少しづつ増えるだろう。海賊対処はしばらく続くだろうし、補給支援もある。陸上自衛隊においては、イラクの治安回復で民生支援や各インフラ施設の警備を行うために再びイラク派遣が行われることや、アフガニスタンへの派遣も考えられる。可能性があるという段階だが、そういう流れの中で自衛隊の統合運用も重要だが、もっと大規模な統合運用とそして独自の能力での任務遂行ということが求められていくのではないだろうか。予算と人員が削減される中で、それぞれの自衛隊がそれぞれすべき任務がある。法律や政治的理由から十分すぎるほどに万全を期したいという気持ちもわからないもないが、任務が増えればそれだけ人員を割かなくてはならなくなるため、任務内容と部隊能力が合致するような部隊の派遣をして、精鋭ばかりにたよらずに、各一般部隊にも経験を持たせて能力向上をさせることが必要ではないだろうか。海外での比較的規模の大きな任務としては、陸上自衛隊は陸上での直接的な復興支援や施設警備、海上自衛隊は補給支援や海上哨戒、航空自衛隊は海外部隊への輸送(輸送機の定期便も)といったところだろうか。

 Nが独自に考えている稚拙なNの総合軍事政策の中にもあるが、海上自衛隊内に基地警備などを一元的に担うことを任務とする陸戦隊的な部隊を別途設けることや、航空自衛隊の輸送機増強などを行うことが必要だと思う。また、陸上自衛隊と海上自衛隊にも航空自衛隊が持っているようなかっこいい?新型迷彩やデザート迷彩の戦闘服導入を行ってほしい。中東任務などで必ず再び必要になるだろう。

 前回同様話がそれた気がしたが、海賊関連に話をもどすと、海上自衛隊は、5月16日に海賊対処で派遣される派遣海賊対処航空隊隊員の家族に対する説明会を厚木航空基地で行った。航空集団司令部幕僚長の池太郎海将補や今回の航空隊司令である福島博1等海佐も参加した。隊員の家族に対する心配や家族の隊員に対する心配は海外派遣ではつきものである。少しでも心配が減るようになればいいと思う。次回はこのことにも関連する記事を更新するかもしれない。

 最後に、下野新聞サイトの記事から引用しておくが、ジブチで米軍など他国の軍隊と行動するのは憲法違反という一部団体の意見に、山本連隊長は「政府から与えられた任務」と述べた。自衛官にとってはそれ以上でもそれ以外でもないということだろう。先日のピースボートの件も同様のことがいえるだろう。




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適材適所でやってほしいですね。警護に陸自の精鋭を出す必要はないし,やはり海上洋上は海自が自己完結的に行えるような体制の構築が必須ですね。三軍がそれぞれ海外での任務に耐えうる様装備など充足させていかねばなりませんね。

2009/05/17 21:50 | たま [ 編集 ]


警衛隊はあくまでその所属基地を警備するもので他基地まして海外へは対応できるものではないと思います。
現状の体制では中央即応連隊が任務に不足しない最善の部隊ではないでしょうか。

2009/05/19 23:53 | 名無しの権兵衛 [ 編集 ]


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