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2009-03-03-Tue- 海賊対処護衛艦派遣迫る

 ソマリア沖での海賊対処のために派遣される予定の護衛艦が14日に派遣されることが固まってきた。13日に安全保障会議が開かれ、防衛大臣が海上警備行動を発令する。海上警備行動が発令された過去2回、このような形での海上警備行動の発令を当時誰が予想したであろうか。自衛隊の派遣には必ず根拠が必要だが、法的な矛盾を抱える日本ではこのような方法を現時点ではとらざるをえない。昨年8月に自民党が公明党の承認を得られないために、インド洋での給油活動にかわる案として、海上警備行動をもとにタンカーの護衛を行うことを石破茂氏が検討していたという。結果としては海上警備行動は補給活動の代替案ではなく海賊対策に使われることになったのだが。

 ソマリア沖の海賊対処で韓国から海自による給油を打診されたが、日本側は現状ではできないとして拒否した。日本と韓国は同じような境遇にあり、同じようなシーレーンをもっている国であるがゆえに日韓で共同の作戦が実施できれば両国の国益にかなうものになる。今後、互いに連携を強化していくことは十分価値のあることである。韓国では、聯合ニュースによると、「国軍部隊のソマリア海域派遣同意案」が2日に国会を通過し、3日に海軍がソマリア沖に派遣される「清海部隊」の創設式を行った。駆逐艦「文武大王」や特殊部隊をあわせ310人あまりを派遣する。今月中旬にもソマリア沖に向けて出発するということであるから海自護衛艦派遣と同時期になる模様である。

 また、海自の海賊対処に現在インド洋で活動中の補給艦を使うことができないかということも検討されている。ただ、海自側は新たに補給艦を1隻派遣する余裕はないという認識をもっているようで、現在派遣されている補給艦をもちいることになる。法的には海上警備行動による活動ということになり、補給艦に随伴している護衛艦も万が一の際は海賊対処支援にあたる可能性があるのかもしれない。また、今後の海上自衛隊海外派遣を想定してましゅう型補給艦を追加建造することも検討すべきではないだろうか。そして、何故2隻しか派遣しないのかという観点から、新法制定の後にはさらなる護衛艦の追加派遣なども行うべきである。

 2月28日には海賊対処で派遣される隊員の家族らに対する説明会が行われた。家族の不安はとてつもなく大きなものだろう。しかし、自衛隊の海外派遣が増える中で、防衛省にとって家族のケアというものも非常に重要な仕事になってくる。いままでの経験なども活かすことができるとよいだろう。

 いよいよ派遣が迫ってきた。派遣される方々の安全を、安全なシーレーンの恩恵を受けている国民の1人として祈りたい。




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2009/03/03 22:54 | [ 編集 ]


お邪魔しました(^^)

こんにちは。
今日は娘に邪魔されながら家で、仕事してます。
PCで仕事しながら見させていただきました(^^)
またゆっくり寄らせていただきます。
ブログ応援してます(^_^)/
それでは。また。

2009/03/06 11:58 | ★KEEP BLUE★ [ 編集 ]


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